2008年4月アーカイブ

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4月1日以来の池田さんちのマンゴーハウス訪問です。今日は4月30日 、30日間の間にすっかり色づいてきました。

 池田さんちも毎日、午前中は出荷に追われているそうです。相変わらず、市場価格は高値安定。一般市民にはなかなか簡単には手に入らない価格です。

 池田さんに伺ったところ、贈答用の特A品(写真下左)は品薄でまだ注文に応じられないそうですが、色が若干薄いA品(写真下右=2Lで350グラム以上)は比較的出せるそうです。価格は1パック3,150円(税込み)です。御注文は左上の御注文フォームを御利用下さい。

 1日花満開だ った7月出荷予定のハウスの様子は次回、アップします。

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⑤登熟度等(人的なもの)は、米の作り手である生産者個々の管理や判断を指します。例えば、栽培方法では堆肥を田んぼに入れるかとか、元肥(田植え時に使う肥料)の量も各個人違います。

 エコファームなんごうの米の契約栽培では、いくつか決めていることがあります。除草剤を使用しない医食同源コシヒカリについては、

(1)種もみは最低数量(一箱2キロ=写真左)、田植え時の株間を広く取る。これは風通しをよくして、下葉にもよく日光が当たるようにして、病気を防ぎ、生育をよくすることと、しっかりした株をつくり、倒れにくい稲にするという目的があります。

(2)元肥は10アールあたり3キロ以内(病気予防:足りない分は追肥でまかないます)

(3)堆肥を入れる田んぼに有機肥料のみで栽培する。

(4)機械除草で除草し、除草剤は使用しない。

(5)光合成促進に万田31号(写真右)を使用し、登熟度80%を達成してから収穫する。

などの各段階における取り決めがあります。昨年は(5)の登熟度80%が達成できませんでした。

 登熟度とは、実を結んだ米がちゃんと熟れたかどうかを示す基準のことをいいます。例えば今話題の宮崎マンゴーは『完熟』ですよね。つまり登熟度約100%です。

 米は100%ではないの?と言われると100%はあまりありません。逆に100%になるとやや味が落ちる場合があります。米は実を結ぶと最初青くなり(青米)、徐々に黄色みを帯びてきます。籾殻付の状態で黄金色、玄米段階で黄土色という米の割合が85%以上から90%位が一番味もいいのではないでしょうか?生きた青米(しっかり粒になったもの)が一割程度入ったものの方が風味もよくおいしい感じがします。

 早期米コシヒカリが評判を落とした原因には、この登熟度不足があります。買い手との契約等により、早く出荷するために登熟度を無視したいわゆる青刈り(青米の占める割合が高い時に収穫してしまうこと=登熟度70%前後)をしてしまうと、うまみや風味がない米になる場合が往々にしてあります。

 昨年は7月に入り、長雨が続いたことと台風の影響により登熟しないまま倒れてしまいました。やはり、よりよい登熟にはなんといっても好天が一番必要です。

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④寒暖差についてですが、たとえばコシヒカリの場合、出穂(稲穂が出ること)してからおよそ積算温度1000度で刈り取り適期となります。積算温度とは、5℃以上の値をプラスした生育に有効な温度の合計で例えば平均気温30℃であれば、25℃×40日で適期を迎えます。

 早期の場合、6月20日前後が出穂時期ですので、おおよそ7月下旬に適期を迎えます。7月はほとんど30℃を超えますので・・・。

 話がそれましたが、生物は寒いほど細胞が締まります。今、旬のカツオも上り鰹ですが、9月頃下り鰹になると海水温の低い所を通りますから身が締まり、脂がのります。

 米の場合、ポイントは夜間の温度が低いかどうかです。夜温が下がれば、人間と同じく身を縮め、細胞が締まります。寒暖差が大きければ大きいほど、細胞が締まった良い米ができます。

 もう一つ、寒冷地が良食味米ができる要因は秋のおだやかな気候です。積算温度がゆるやかに積み重なるからです。 

 エコファームではミネラル増のため、天然塩をまいたり、堆肥をたっぷり使い、自然現象に負けない、安心、安全、健康に寄与するおいしい米作りを目指してます

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③水についてですが、人間の体を始め、ほとんどの生物が自己細胞の中で水の占める割合が高いです。マンゴーやみかんなどはほとんどが水分です。

 米については農業用水路を通じて水を供給しますが、標高の高い地域は澄んだ山水が得られるため、必然的に水質がよくなります。例えばミネラル分を豊富に含んだ水は、始点と流れる環境(浄水器にも使われる麦飯石や花崗岩等の有無や気温)に大きく左右されます。

 今、人間もミネラル不足だと言われます。日本一高い米を生産する魚沼地区では、水はもちろんきれいですが、ミネラルを豊富に含んだ肥料をふんだんに使っています。

 南郷町の水はいい方だと思います。東京で生活したことがありますが、シャンプーをしてみるとよくわかります。水に粘りがあります

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むっちゃんは先進的なので、直播もそうですが、高温障害で普通作地帯での植え付けが一ヶ月遅れたひのひかりの試験植えも行ないました。写真の田んぼの左隅に一列だけ(通常苗)ありますが植えました。

 ひのひかりは宮崎県発祥の品種で九州の米の価値を大幅に上げた良食味米です。東北の米にひけをとらない味を実現しました。早期でどういう米になるか試すそうです。

 米の『おいしさ』の決め手は①品種②土壌③水④寒暖差⑤登熟度等(人的なもの)でほとんど決まります。

 ①品種はタネの血統を示します。今日本では、ほとんどコシヒカリを交配した品種が植えられています。これは低タンパク、低アミロース、高マグネシウムという粘りとうまみが日本人の絶大な支持を得ているからです。

 『さきひかり』は血統的には超コシヒカリです。だから味もいいし、収量も多いんですが、外観がちょっと落ちます。玄米美人ではありません。色が黒く、ちょっとしみっぽく白く色が入ります。だから一等米はまず出ません。でも、量が取れるので、安く販売できるし、味はとってもいいです(下記参考HP)。収穫はコシヒカリよりも、約2週間近く遅れます。

http://www.affrc.go.jp/ja/research/seika/data_kanto/h14/kan165

 ②土壌は粘土質の田んぼを指します。たとえば、日南市で言えば東郷殿所、南郷町は脇本、串間市であれば本城崎田でしょうか?粘土質の田んぼは米のうまみをかもし出す微量要素(マグネシウム等)をたくさん含んでいるんです。

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写真は昨年の7月3日のむっちゃんの田んぼでジャンボタニシを撮影したものです。ピンク色をしていますが、卵の状態です。詳しくは下記の九州沖縄農業研究センターのHPを御覧下さい。

http://ss.knaes-ckg.affrc.go.jp/machin/tamagoto.html

 ジャンボタニシがやっかいなのは、柔らかい幼苗を食べてしまうことです。同じく九州沖縄農業研究センターのHPを御覧下さい。

http://ss.knaes-ckg.affrc.go.jp/machin/higaito.html

 ただ、深水といって水がたっぷり入っている状態でスイスイ泳いで苗から苗へ行きますので、泳げない状態の水量(浅水管理)にしておけば大丈夫だそうです。苗が硬くなればもう大丈夫ですから、約一ヶ月位が注意期間です。

 直播の場合、まだ苗になっていませんから、40日位は注意期間でしょうか?浅水管理は寒さに弱いので、どうしても田植えが4月になります。遅霜にあわないようにです。

 明日は直播した『さきひかり』という品種についてアップします。『さきひかり』はおいしいです。そのわけを詳しくお伝えします。

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むっちゃんの息子さんを御紹介します。最近まで大手の運輸会社に勤めていらっしゃいましたが、4月から新規農業就業者としてがんばっていらっしゃいます。

 この日も手伝っていらっしゃいましたが、直播にすると30アールが約30分で終わるとのこと。何より、一人でできる事がいい、と言われてました。3/28アップした「むっちゃんちの田植え風景3」にあるように5~6人必要な田植えが一人でできるということは、すごいことなんです。

 ネックは唯一つ、ジャンボタニシです。詳しくは次回!

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田んぼを見ても、当然苗らしきものは見えません。前回お見せしたカルパーコーティングした種籾が沈んでいるだけだから です。

 あぜの近くにかろうじて白い種籾らしきものを発見しました。これが2週間もすると芽を出して苗らしきものが見えるかも知れません、

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さて、昨日の問題の答えです。答えは写真上のように種籾(たねもみ)を水中で呼吸できるようにコーティングするのだそうです。白いのはコーティングされた種籾です。

 カルパー(過酸化カルシウム)という粉を水をかけながら種籾にまぶします。まぶした後は陰干し、むっちゃんは冷蔵庫で8度くらいで保管したそうです。水分をある程度抜いて、きれいに種籾の表面をくるむようにです。

 過酸化カルシウムは水中の土壌中で徐々に酸素を放出して、発芽中の種子に酸素を供給する役目があります。

 つまり、水上に芽が出て、種籾が自分で呼吸できるようになるまで、カルパーが種籾に酸素を供給する、というのが答えでした。下の写真はカルパーをコーティングした種籾を入れるタンクです。明日は田んぼの様子をアップします。

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今日は4月11日、むっちゃん登場です!えっ、今頃田植え?終わったんじゃなかったっけ?

 実は、これが噂の直播(じかまき)なんです。そうです、種籾(たねもみ)を直接、田んぼに植える?というよりばらまく、と言った方がいいでしょうか。

 クボタの湛水直播(たんすいじかまき)機です。除草する機材と取り替えて使います。

 さて、ここで問題です。種籾も生物ですから呼吸をしています。でも、湛水(たんすい)とは水をためるという意味です。種籾がどうやって水中で呼吸するんでしょう?

 答えは明日のブログで!

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今日(4/10)のお昼のニュースを聞いてびっくりしました。本日から『太陽のタマゴ』出荷が解禁されましたが、東京市場で何と1キロ20万円の相場をつけたそうです。御祝儀相場もあるそうですが、500グラムの大玉一個が10万円ですよ。

 宮崎相場でも10分の1の2万円をつけたそうです。宮崎県民にとって近くて遠い果物になりそうです。ちなみに『太陽のタマゴ』の基準を県のHPで調べてみました。次のとおりです。

(1)自然に落果するまで樹上で完熟させた、特に食味・  外観の優れた果実
(2)経済連が定める県統一基準を満たす果実
  ・品位:「青秀」以上  ・階級:「2L」以上   ・糖度:「15度」以上
(3)出荷期間中に月2検体以上の残留農薬検査の実施

池田さんちのマンゴー、いくら位になるのかなあ?ネット出荷はまだまだ無理みたいです(量が取れないそうです)。来月位から本格化するそうです。相場が下がっていることを祈るのみです。

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前回の記事で『3本の花(3つのかたまり、といった方がよいでしょう)から1個実を結べば、まあまあだそうです』と書きましたが、そのかたまりの中で約1万本以上の花が咲くそうです。

 その中で実を結ぶのが一個ですから、かなり交配率が低いですよね。だから、大量のミツバチを放すそうです。ちなみに蜜の量はかなり少ないそうです。残念ですね

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どれ位の量のマンゴーがこの花々から実を結ぶのか?池田さんによると花が咲いたから必ず実を結ぶとは限らないそうです。

 写真のように花をヒモで吊り上げてますが、これは日当たりをよくして生育をよくする目的と、病気の予防という目的があるそうです。

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写真は温風器です。この温風器からハウス全体へシートパイプを伝わって室温25度以上になるように温風が送られます。

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私が指差しているのは摘果(より大きい果実をとるため、あるいは枝を保護するために余分な果実をつみ取ること)のあとです。クリックすれば拡大になりますのでわかるかも知れません。へそみたいになってる部分が摘果あとです。

 いよいよ7月収穫予定の別棟のハウスへ移動します。マンゴーの花が満開だそうです。

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こんにちは、エコファームなんごう販売担当の古澤です。今日は4月1日エイプリルフールですが、南郷町のアップルマンゴーは正真正銘、おいしいですよ。うそはつきません。

 久しぶりに池田さんちのマンゴーハウスにおじゃましました。冬の間も室温25度に保たないといけないハウスは2重、3重構造にしてあります。今日の南郷町で気温16度くらいで、風が冷たく体感温度はもっと低い感じです。

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日南海岸黒潮市場店長古澤

日南海岸黒潮市場店長の
古澤幸弘(51歳)です。

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